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二式大艇 辛坊 US-2 インド [二式大艇 辛坊 US-2 インド]

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太平洋を横断中にヨットが浸水し、自衛隊に救助されたニュースキャスター・辛坊治郎さん(57)ら2人を救った
海上自衛隊の救難飛行艇・新明和U-2が話題になっています。

辛坊治郎さんは、
「もう本当に、たくさんの方にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
たった2人の命を救うために、海上自衛隊、それから海上保安庁の何百人の皆さんが
、命を投げ出す覚悟で、4メートルの波を越えて助けてきてくださったと。
本当に申し訳ない、ありがとうございましたっていう、もうこのひと言に尽きます」
と語っています。

4メートルの波がどれくらいの波かと言うと、とある国のイージス艦は出港(出航)出来ない程の波の高さです。

軍艦でさえ航行が難しい海で離着水出来る技術と優秀なパイロットを兼ねそろえた海上自衛隊は素晴らしいですね。

カタログスペックだと新明和U-2の離着水は3メートルまでとなっているそうです。

そのカタログスペックを超える波で離着水してしまうなんて自衛隊員も命がけです。

救助にあたった海上自衛隊岩国第71航空隊クルーは「訓練でも経験したことがない」程の波だったのですから。

動画を観ていただければ分かりますが離着水は搭乗員のすべてのチームワークが無ければ成り立ちません。

救難航空士、レーダー員
見張り員4人(うち救助を行うレスキュー・スキューバー2人)の目視からの情報を元に、すべての判断を下す機長、
そしてパイロット達のチームワークです。

 新明和US-2 救助の流れ 
見張り員4人の頭には目標を補足するとその位置の情報を機内に転送出来る
スポット(目標位置支持装置)ゴーグル(メガネのようなもの)がついており、救難者を見つけると
「遭難者インサイト(視認)スポット」と掛け声をかけ情報を転送しると
救難航空士に情報が送られ、その位置に緑色のマーカー、発煙筒を投下し、救難者を目掛け着水し
ウエットスーツに着替えたレスキュー・スキューバーが機内でゴムボートを組み立て
救助に向かいます。

そして准看護師以上の資格を持つメディックが救難者の看護に当たります。

このような手続きでレスキュー・スキューバーに辛坊さんが救助された事について
辛坊さんは「救助にたくさんの人手や税金を使うことになり、反省しなければいけないことは、きりがないぐらいある」
と反省の発言をしており、この事についてネットで批判されると思いきや・・・

・新明和US-2の優秀性を宣伝する効果があった
・商談中のインドへ10機ほど売れるな。辛坊よくやった。
・こりゃインドも欲しがるわけだ
・国産機の実績が実証されるのは良いね
・抜群のプロモーション企画。1千万円は安いwwww
・カタログスペックつまり保証値が三メートルで四メートルでもパイロットの腕で対応できるということ
 機体性能としては五メートルまでは実際はいけるんだろうな

と高性能ぶりと新明和US-2のステマ効果、海外の反応、
特にインドとの輸出交渉に前進した事を褒めちぎる珍しい展開となっていました。

その他にもこんな反応が・・・

・さすが二式大艇作った川西飛行機。
・ええと、2式大艇の再来ですか?

ここで「二式大艇」の名前が出てきます。

 二式大艇とは? 
新明和は元は川西という神戸の飛行機メーカーで
第二次大戦に生産された大型飛行艇「二式大艇」の技術が引き継がれています。

戦後アメリカ軍が調査の為、日本の飛行機をテストしましたが
「二式大艇」の技術が称賛の的となるほど優れた性能でした。

 二式大艇 展示 
お台場の船の科学館に展示されていましたが、現在は鹿児島県鹿屋にある海上自衛隊鹿屋基地史料館に展示されています。



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